経理代行と派遣社員でコストを比較

経理代行と派遣社員でコストを比較すると、どちらがお得かご存知ですか?
本記事では、それぞれのコストを徹底的に比較してどちらがどれだけお得なのかを解説していきます。

経理代行と派遣社員のコスト比較表

月間仕訳数500時給1日に費やす時間年間稼働日数年間費用差額
経験0年12092260628680+268680
経験3年15492260805480+445480
経理代行3600000

経理代行のコスト詳細

100仕訳まで1万円
101-200仕訳1万5千円
201-300仕訳2万円
301-400仕訳2万5千円
401仕訳以上3万円

一般的な経理代行料金は上記の通りです。
スタートアップ企業であれば100件~200件程度、小中規模で400件~1000件が目安となっています。
従業員100名で年間売り上げが10億の会社であれば500件~1000件くらいが目安です。
※業種や形態によって大きく左右されますので参考程度にしていただき、自社の仕訳数を経理担当者に直接お伺いされることをお勧めいたします。

経理代行のコスト

月間仕訳数500の企業では、経理代行を依頼した結果が下記です。
経理代行をメインに依頼した場合には月間3万円、年間36万円の計算となります。

派遣社員のコスト詳細

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(令和4年)」を見ると、経理職にあたる会計事務従事者の平均賃金は時給1,209円でした。
賃金構造基本統計調査による職種別平均賃金(時給換算)
【1261会計事務従事者】基準値(0年)1,209円、基準値に能力・経験調整指数を乗じた値としては、3年目で1,549円、10年で1,777円となっています。

経験0年の基準値となる時給1209円の派遣社員を1日8時間で雇い、年間260日働いてもらったとすると、251万4720円のコストとなります。
この場合は経験0年ということもあり、経験が無いことから作業速度が遅かったり、対応できないものが出てきたりします。

経験3年の経験調整指数を乗じた値の時給1549円の派遣社員を1日8時間で雇い、年間260日(年間休日105日)働いてもらったとすると、322万1920円のコストとなります。
経験3年であれば一般的な経理業務を問題なく処理できるレベルですので、こちらの値を参考にする方が良いでしょう。

起票・整理・仕訳入力に費やす時間

経理代行の一日の流れ

ここから経理業務のうち、起票・整理・仕訳入力に費やす時間を計算していきます。
まず、仮に月間500件の仕訳があったとします。月間出勤日数で割ると、1日に処理するのはおよそ23件ほどになります。
1件分の「起票➡整理➡仕訳入力➡ダブルチェック➡確定」に要する時間を5分と仮定して、23件分で115分となります。およそ2時間です。

派遣社員の年間コスト

月間仕訳数500の企業では、派遣社員を雇った結果が下記です。
年間260日で残業や繁忙期などを考慮せずに毎日2時間で処理したとして、年間で80万5480円となります。

結論:経理代行の方がお得

経理代行の方が経験3年の派遣社員を雇うよりも年間で44万5480円安く仕上がる結果となりました。
最も高い経理代行のプラン:経験0年の最も安い派遣社員を比較して計算しても年間で数十万円以上もの差額が出ています。
経理代行を行う会社が多く存在していて、それらが継続的に顧客との関係を築けている事にも納得がいきます。
仮に経理代行の方が高くつくのであれば、経理代行が流行することもなかったでしょう。
経理代行を利用するメリットは多くありますが、多くの企業が利用する理由は、「経理代行の方が安い」という理由です。
お問い合わせから無料のお見積りも可能ですので、これを機に新潟経理代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

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